次元と値域の設定
次元の設定
システムは意味のない次元の組み合わせを検出し、エラーを報告します。エラーは例えば以下のようなものになります。
- 無次元量を要求する函数に次元を持つ量を使用している
- 次元が異なる量の加減
- イコールの左辺と右辺の次元が一致しない
物理定数の次元は自動的に正しいものになりますが、変数の次元は明示的に設定する必要があります。
デフォルトではすべての変数は無次元で、設定を変える方法は以下の2つです。
- 「オプション」→「次元・値域・依存関係」→「新規」・「編集」で次元を指定
- 定義・代入のエラーメッセージにある、次元の設定を変えるという修正候補を実行する

値域の設定
システムが数式計算を行うとき、変数が実数かどうか、正の数かどうか、整数かどうか、というような情報が必要です。

デフォルトではスカラーは実数で、行列は3×1実行列(3次元実ベクトル)となっています。この既定値はファイルごとに変えられます。具体的な設定を変えるには、次元と同じく「オプション」→「次元・値域・依存関係」→「新規」・「編集」を使います。既定値を変えるには、「オプション」→「次元・値域・依存関係」→「既定値」を使います。
なお、スカラーの変数と行列・ベクトルの変数は明確に区別されています。 と
は別物で、スカラーの変数に行列・ベクトルの値域を指定できません。逆もまた同様。
作用範囲
次元と値域の設定の作用範囲はファイル全体となります。